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歯ぎしりや食いしばりが引き起こす意外な影響を知ろう!

歯ぎしり・食いしばりが引き起こす問題

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    歯の摩耗や詰め物・被せ物の破折や脱離の原因になる

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    汚れだけが原因じゃない!歯周炎が増悪する可能性を高める

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    周囲の筋肉の緊張により、顎関節の動きが悪くなり顎関節症を引き起こす

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    睡眠の質を低下させ、疲労感を増す要因になる

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    歯肉退縮や知覚過敏の増悪につながる

あなたは、歯ぎしりや食いしばりの影響力を知っていますか。自覚していなくても、約8割の人が無意識に行なっていると言われています。この無意識な行動は、口腔内にさまざまな悪影響を与える可能性があります。具体的にどのような影響があるのか、そしてどのように対処すれば良いのかを理解していきましょう。

ストレスと歯ぎしり・食いしばりの関係

ストレスと歯ぎしり・食いしばりの関係

ストレスが引き起こす、あなたの歯に潜む危険とは?

  • Point 01

    ストレスの影響

    ストレスは心身にさまざまな影響を与えます。特に不安や緊張感が高まり集中したりすると、無意識に歯を食いしばることが増え、これが歯ぎしりを引き起こす原因となります。日常生活でのプレッシャーや疲労が蓄積すると、過剰な力が歯や顎にかかることにより口腔内へ様々な悪影響を及ぼします。

  • Point 02

    心の緊張と体の反応

    精神的なストレスが続くと、筋肉が緊張します。この緊張を緩和するために歯ぎしりが引き起こされると、脳内ではエンドルフィンやセロトニンが放出され緊張状態を緩和しようとします。そのため、身体の防御機構として歯ぎしりは完全に悪ではなく、この機構により精神的に守られていることもまた事実なのです。

  • Point 03

    咬合力コントロールの重要性

    ストレスは日常の様々なことで引き起こされるため、ご自身で完全にコントロールすることは難しいです。歯ぎしりや食いしばりが引き起こされても口腔内に悪影響を及ぼさない『力のコントロール』を行うことが歯科領域では大切になってきます。

歯ぎしりの影響:顎関節症

歯ぎしりは、顎関節症とも密接な関係性があります。

顎関節周囲には多くの筋肉が存在し、咀嚼運動や会話などで脳からの指令により同時に色々な筋肉が作用することで運動しています。歯ぎしりや食いしばりにより、周囲の筋肉が硬くなりその動きや可動域が狭まると、顎関節症を引き起こします。顎関節は、生体の中で唯一の両側性関節であり、左右の関節が連動して動きます。顎の関節やその周囲の筋肉が適切に機能しなくなると、タイミングにズレが生じ痛みを出したり、動作の途中で音が鳴ったり、口が開けにくい状態になることがあります。


顎関節症の主な症状としては、顎の痛みや不快感、顎を動かす際の引っかかり感、首や肩のこりを伴うことが挙げられます。また、顎の動きが悪くなることによって本来きちんと噛んでいる歯ではないところに干渉を起こしたりと歯に直接的なダメージが生じることも多く、歯の摩耗や欠損を引き起こす原因にもなります。このように、歯ぎしりがもたらす影響は、歯だけでなく顎関節や周囲の筋肉にも及ぶため、放置することはできません。

さらに、顎関節症は慢性的な痛みや不快感を伴うことが多く、日常生活においてストレスを増加させる要因となります。痛みのために食事を取ることが難しくなり、それが生活の質を低下させる原因となることもあります。加えて、顎関節症から派生する頭痛や耳鳴りといった症状もあり、身体的だけでなく精神的な健康にも影響を及ぼす可能性があります。


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歯の健康と食いしばりの関係

歯周病の原因は汚れだけではない

現代において、歯を失う原因の一位に君臨するのが歯周病です。生活習慣の一つとして知らない方はいないと思いますが、その原因をよく知らない方も多いのではないでしょうか。

テレビCMなどの影響から、歯をきれいにしていれば歯周病にならないと思っていませんか?もちろん口腔内における歯周病原性細菌の働きにより、炎症が引き起こされ歯周組織が破壊されていくため、口腔内の細菌コントロール=口腔内の清掃は欠かすことができません。しかし、口腔内がきれいであるにもかかわらず、歯周病が進行するケースは多く臨床で目にします。


そのほとんどの原因が、「咬合」に由来するものです。


異常な咬合力や、歯並びの悪さに起因する咬合のアンバランスは、歯周組織にとって安定化を阻害し、不調和を引き起こします。その不調和は、急速に歯周組織を破壊していきます。つまり、歯周病のコントロールには咬合のコントロールは必須なのです。歯ぎしりや食いしばりといった過剰で異常な力は歯周組織にとって良い影響はありません。

当院では、歯周病診断の際に咬合に関する話や、顎関節のポジションに関する話もさせていただいております。聞いたことのない方は、実は噛み合わせが原因だったりします。

対策はどのようにする?

歯ぎしりや食いしばりの多くが自分の意思とは無関係に引き起こされます。その原因は多岐に渡り、日常生活で感じる些細なストレスや、仕事や周囲の環境によるストレス、また疲労による免疫の低下などです。私たち歯科医師も、歯を削る際や細かいところを注視したりするときに集中すると食いしばっている時があります。では、どのように対策するのが良いでしょうか。


①副交感神経優位な状態を作り出す

緊張やストレスにより交感神経が過剰に働いていると歯ぎしり・食いしばりを引き起こしやすくなります。ストレスを管理し、身体がリラックスしている状態である副交感神経が優位な状態を作り出すことが非常に重要です。就寝2時間程度前に湯船にゆっくりと浸かり、ヨガやストレッチなどをして身体をほぐすことや、肩や首周りのマッサージや呼吸法(深呼吸やロングブレス)、また寝る前のスマートフォンの使用を控えることで視覚的に入ってくる刺激を遮断し、交感神経の発現を抑えるなどが重要です。


②認知行動療法(CBT)的アプローチ

日中の「無意識の食いしばり」は、思考や行動のクセと強く関係しています。歯ぎしりや食いしばりを自覚した際に、パッと歯を離し、歯を接触させていない状態(上下の歯が接触せず2〜3mm程度離れている)を繰り返し認識することでご自身に意識づけしていく方法です。気づいたら意識的に歯を離してみたり、スマホやPC作業中にリマインダーを設定する、食いしばっている場面を把握し自覚するなどです。これにより日中の筋肉疲労を大きく減らすことができます。


③スプリント療法(ナイトガード・スタビライゼーション型スプリント)

スプリント療法は、ナイトガードとも呼ばれる夜間就寝時にご自身で口腔内に装着していただくマウスピースを使用した対策です。保険内で作成可能で、その作成方法や噛み合わせの調整の有無により3割負担で約2000〜4500円程度で作ることができます。歯や顎関節を異常な力から物理的に守るための基本的な治療法です。

その効果としては、歯のすり減りや破折の防止、咬合位置の安定化、顎関節への負担軽減、詰め物や被せ物の保護、また連結固定効果(スプリンティング効果)による力の分散などが挙げられます。

簡便な方法ではありますが、患者自身の使用頻度や調整する歯科医師の知識量(使用材料や咬合調整の程度)によりその効果が最大限受けられない可能性もあります。特に、作製したマウスピースをただ渡されただけの場合は注意が必要かもしれません。


④ボツリヌストキシン療法

歯ぎしりや食いしばりが習慣化すると、日常生活の中で筋トレをしている状態と同じになり、筋肉は肥大化していきます。通常の咀嚼では必要のない過剰なパワーが出る状態となり、必要以上に歯や顎関節に負担がかかる状態となります。

ボツリヌストキシン療法は、筋肉に直接ボツリヌストキシン製剤を注射することで筋肉が収縮する際に神経筋接合部で作用するアセチルコリンの遊離を阻害し、筋収縮を抑制します。筋収縮が抑制されると、筋肉は萎縮していきますが、時間経過とともにタンパク質に対する抗体が生成され、効果が減弱します。数回繰り返すと、身体が回復しなくて良いと認識し、過剰な筋力は出なくなります。保険適応外かつ国内では適用外使用となりますが、安全性の高い薬剤を使用しリスクやメリットをご理解いただいた上で行うのであれば、直接的に咬合力をコントロールできるため非常におすすめです。


あなたに合った対策を一緒に

歯ぎしりや食いしばりに対する対策に唯一の正解はありません。

生活習慣・ストレス・噛み合わせなどを総合的に評価し、あなたに合った方法を一緒に見つけていきましょう。


自宅でできる対策
専門家による治療法
歯ぎしりや食いしばりは、私たちの健康に対してさまざまな影響を及ぼす可能性がある行動です。特に、これらの行動が慢性的に続く場合、歯や顎だけでなく、身体全体にわたり深刻な影響を与えることがあります。まずは、歯ぎしりや食いしばりが引き起こす問題について具体的に見ていきましょう。

まず、歯ぎしりは通常、無意識のうちに行われるため、気がつかないうちに歯の表面が摩耗してしまいます。この摩耗は、最初は軽度なものでも、長期間にわたって続くことで、歯のエナメル質が損なわれ、虫歯や歯の感受性が高まる原因になります。そのため、日常生活の中でのストレスを軽減することが非常に重要です。

食いしばりもまた、同様に歯に対して悪影響を及ぼします。食いしばりは、歯同士が強い力で接触することから発生し、最終的には歯のひび割れや破損、さらには歯周病などを引き起こす可能性があります。特に注意が必要なのは、食いしばりが無意識に行われるため、本人がその行動に気づかないことが多い点です。

このように、歯ぎしりや食いしばりは、自分では気づきにくい問題を引き起こし、放置しておくと深刻な歯の健康障害につながります。そのため、歯や顎の痛みを感じている方、あるいは朝起きたときに顎の違和感を感じる方は、一度専門家に相談することをお勧めします。

また、具体的な治療法としては、まずは生活習慣の見直しから始めることが重要です。ストレスを軽減する方法や、リラクセーションテクニックを取り入れることで、歯ぎしりや食いしばりの頻度を減少させることができます。さらに、場合によってはマウスピースの使用が推奨されることもあります。これは、歯ぎしりや食いしばりを抑えるための一時的な手段であり、顎や歯の負担を軽減する効果があります。

最終的には、歯ぎしりや食いしばりが引き起こす問題を放置せず、適切な治療や対策を講じることが、今後の歯の健康を守るために不可欠です。定期的な歯科チェックを受け、専門家と共に自分の口腔内の状態を把握し、必要に応じたアドバイスを受けることが、健康的な生活につながります。
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私たちの歯は、ただ食べ物を噛むための器官以上の存在です。歯は私たちの健康や生活の質に直結しており、そのためのケアが欠かせません。歯ぎしりや食いしばりは、しばしばストレスの影響で引き起こされる現象ですが、気づかないうちに歯や顎関節に深刻なダメージを与えることがあります。
実際、食いしばりや歯ぎしりは、歯に過剰な圧力をかけ、摩耗を引き起こしたり、歯の割れやすさを増加させたりします。また、顎関節症を引き起こすリスクも高まり、慢性的な痛みや不快感に悩まされることになるかもしれません。
ストレスを軽減するための方法には、リラクセーションエクササイズや適切な睡眠環境の整備、ストレス管理の技術が含まれます。これらは歯ぎしりや食いしばりの発生を抑えるために有効です。
予防は常に治療よりも効果的です。定期的に歯科医院で診察を受けることで、早期の兆候を捉え、適切な対策を講じることが可能です。目黒区のRevira dental officeでは、患者様一人一人の状況に合った治療とアドバイスを提供しています。あなたの歯の健康を守るためにも、ぜひご相談ください。

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